2017/01/27
*目の下のクマ治療 ~目の下のふくらみ取りとヒアルロン酸~1か月後一例
今日は
目の下のクマ治療
の話題です
モニター様は
30代後半の方です
目の下のクマ治療
をご希望で、
目の下の脂肪取り、
および目の下の
ヒアルロン酸注射
をさせていただき、
1か月後の経過を診せに
ご来院くださいました
↓施術前↓
同じ写真で解説します。
次の写真の白点線範囲の
脂肪をまぶたの裏から除去して
次の写真の白点線範囲の
凹みにヒアルロン酸を
注入しています。
↓施術直後↓
施術直後は腫れの
ピークではありません。
内出血の色などは
後から浮いてきます。
↓施術後1週間↓
腫れはかなり落ち着いて、
内出血の色がまだ残っています。
↓施術後1か月↓
ゴルゴライン(頬瞼溝)を
ヒアルロン酸で少しだけ
微調整しています。
このような症例では、
①目の下のふくらみ取りと
コンデンスリッチファット
という術式や
②裏ハムラ法
という術式でも、
似たような改善を
させていくことができます。
① ふくらみ取りとコンデンスリッチファット
『目の下のヒアルロン酸で
何回も通院するのは嫌だ』
という方には
『目の下のふくらみ取り、
およびコンデンスリッチファット』
の組み合わせが
とても良いです
コンデンスリッチファット
というのは、
たとえば内腿から少し
脂肪を吸引して、
採取した脂肪を
遠心分離器で濃縮して、
目の下のくぼみに入れる
というものです。
コンデンスリッチファットの
技術によって、
従来の単なる脂肪注入と比べ、
飛躍的に脂肪の生着率
(生き残る脂肪の割合)
が高くなり、
石灰化などのリスクも
非常に軽減していますし、
一度綺麗に生着しましたら、
とても長持ちします
② 裏ハムラ法
眼窩脂肪(目の下の脂肪)を
適量除去もしますが、
今回の症例において
ヒアルロン酸で埋めた
凹み部分に向けて
眼窩脂肪の一部を
スライドさせて縫着して
目の下の平面化を図る方法です。
これも素晴らしい方法ですが、
今回のモニター様が選択した
術式と比べますと、
目の下の剥離範囲が広く、
ダウンタイムが比較的長くなる
可能性があることと、
料金も高くなる
(世の中の相場的にも
裏ハムラは高めです)
ことなどがございますので、
『できるだけダウンタイムが少なく、
また費用面でも抑えたいが、
ヒアルロン酸が長持ちモードに入るまで
数回追加注入に通院してもいい』
という方におかれましては、
裏ハムラ法よりも
『目の下のふくらみ取り、
およびヒアルロン酸』
の組み合わせの方が
ご意向に沿うことと思います
ご参考になりましたら幸いです。
▼名称▼料金▼施術の説明▼リスク▼施術後の注意点
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目の下のふくらみ取り目の下のふくらみ取りは、元々皮膚にたるみがなく、目袋によるクマが目立つ場合に適応します。下まぶたの内側の赤い粘膜の部分から必要な分の脂肪を取り除きます。
保障期間:1年間
保障内容:左右差等の修正手術、術後トラブルが生じた場合のアフターケア
※ヒアルロン酸注入による調整が適応の場合は保障対象外です。
再手術をご希望でも半年は承れません(感染、縫合不全、拘縮等のリスクが高くなるため)。
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目の下のふくらみ取り- 腫れ…1週間で概ね落ち着きますが、もう少し時間を要することもあります。術後少なくとも1か月は経過をみてください。
- 内出血…内出血(青あざ)が生じることがあります。眼球にも内出血や白目がゼリー状にブヨブヨすること(結膜浮腫)があります。通常は2~4週間程度で消失します。
- 小じわ・皮膚色調変化…脂肪で膨らんでいた皮膚が萎むため、細かいシワが増えることがあります。また皮膚の色が濃くなることがあります。その度合は元々の脂肪の出方や皮膚の薄さ等に依ります。これらを軽減させるには、目の下のたるみ取り手術(皮膚のたるみを除去する手術)等が必要になることがあります(別途費用)。
- 目の下のヒアルロン酸等の必要性…元々、脂肪の隆起の下方に凹みがある方は、ヒアルロン酸、あるいは脂肪注入、あるいはハムラ法等を行わないと、この脂肪除去の手術だけでは、目の下のクマの改善には至らないことがあります。
- 上まぶたのくぼみ…非常に稀に、目の下の脂肪除去後に、上まぶたのくぼみを生じることがあります。もしこれが生じた場合、上まぶたの手術等が必要になることがあります(別途費用)。
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目の下のふくらみ取り- 軽く洗顔、お化粧、洗髪、シャワーは当日から可能です。目に洗剤が付いても濡れても大丈夫ですが、付いた際は強くは擦らず、洗い流してください。入浴は3日後からでお願いします。飲酒は1週間後からでお願いします。
- 少なくとも施術当日は、車・バイク・自転車等の運転はお控えください。
- 目薬は1日に3回使用してください。化膿止めは1日分服用してください。痛み止めは原則として屯用として1回1~2錠、1日最大3錠を限度とし、空腹時に飲むことはなるべく避けてください。
- 目やにが一時的に、多めに出ることがあります。
- 涙に血液がにじんだり、ブドウゼリー様の血液の塊が出たりすることがあります。拍動性(動脈性)の鮮血でなければ心配ありませんが、出血、流血が持続する場合は、脂肪のふくらみがあった部位を、5分程度軽く圧迫止血してください。心配な時は再診してください。
- コンタクトレンズは1週間後から装着可能です。
- 術後の抜糸等は不要ですが、もし心配な経過があるようでしたら再診してください。
- 強い力での洗顔やお顔のマッサージは1か月間お控えください。
- その他分からない事や、異常を生じた場合はご連絡ください。
▼名称▼料金▼施術の説明▼リスク▼施術後の注意点
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目の下のヒアルロン酸ヒアルロン酸注射は凹みの下に注射して持ち上げる、形を整える、また鼻等の高さを作る効果があります。注射する場所と注射量により異なりますが、初回は3~6か月で拡散吸収され、無くなっていきます。回数を重ねる毎に無くなりにくくなり、長持ちするようになります。
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目の下のヒアルロン酸- 腫れ…数日間むくんだ感じが出ることがあります。腫れが強い場合は濡れたタオルを絞ったもので冷却してください。
- 内出血…注射部位に内出血(青あざ)が生じることがあります。通常はそのまま様子みていただくと2週間程度で消失します。
- 偏り…ほうれい線、目の下等では、お口の動きやまぶたの動きや笑う動作によって、ある程度時間が経過してから、稀にヒアルロン酸の偏りが生じることがあります。その場合、ヒアルロン酸を溶かして、元に戻すこともできますが、ヒアルロン酸を溶かすヒアラーゼ注射は別途費用となります。
- 皮膚の色調変化…ヒアルロン酸の注入量が多く必要な部位や、皮膚が薄い部位(特に目の下等)で、皮膚の色調が青白く透けて見えることがあります。
- 感染…非常に稀に細菌が繁殖して腫れることがあります。その際は再診してください。抗生物質による治療やヒアルロン酸を溶かす処置等を行うことがあります。
- 血行障害…極めて稀に、血行障害を起こすことがあります。施術後に増強する痛みが生じたり、特に注射部位以外の部分に異常を感じたりした場合、すぐに(診療時間外の場合は翌日すぐに)ご連絡の上、再診してください。抗生物質による治療やヒアルロン酸を溶かす処置等を行うことがあります。
- 異物肉芽腫…非常に稀に、ヒアルロン酸に対する異物反応が過剰に起こり、線維性のしこりを生じることがあり、この治療は難しい場合があります。
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目の下のヒアルロン酸- お化粧、洗顔、洗髪、シャワー等は当日から可能ですが、入浴は翌日からが望ましいです。
- 笑気ガス麻酔を使用した場合は、施術当日は車・バイク・自転車等の運転はお控えください。
- ヒアルロン酸が残った場合、半年間、お名前・カルテ番号・日付を記載して冷蔵保存します。もし追加注入をご希望の場合は、6か月以内に再診してください。
- 追加注入は、基本的にはむくみや内出血が治まってからの再診にしてください。その際には追加注入手技料金と、麻酔やマイクロカニューレをご希望の場合、それらの料金はその都度いただきます。
- その他分からない事や、異常を生じた場合はご連絡ください。
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