目の下のクマの改善方法は
いろいろな手法があります。
どの方法が最も良いのか、
ということを考えました時、
医師によって
考えは異なることと思います。
私は、これまで
これらの術式を行ってきた中で、
目の下の眼窩脂肪除去と
ヒアルロン酸注射の組み合わせが最も良いと、
私個人としては考えております。
理由① 高額
ハムラ法・裏ハムラ法や脂肪注入は料金が一般的に高額になる
理由② 手術時間、ダウンタイムが長くなる
ハムラ法・裏ハムラ法は、目の下の剥離範囲が広いことなどもあり、手術時間も比較的長く、またダウンタイムがより長くなる可能性がある
理由③ ジャストフィットの量で調整ができる
生着率の高いコンデンスリッチファット技術等で行っても、脂肪が死ぬことも鑑み、最初は脂肪を多めに入れなければならず、ダウンタイム中には仕上がりよりも膨れた状態で経過することもある程度心得ておかなければならないが、ヒアルロン酸であれば、ジャストフィットの量で調整ができる
理由④ 感染時に対処しやすい
もし感染が起きた場合、脂肪注入の方が治療に難渋する可能性が高く、ヒアルロン酸の方が対処しやすい場合が比較的多い
理由⑤ 画像検査時の懸念
生着できずに死んだ脂肪は石灰化として画像検査で指摘される可能性がある
理由⑥ 過不足時の懸念
注入した脂肪は、他の部位の皮下脂肪と同様に痩せたり太ったりはしないため、ダウンタイムが過ぎて一旦落ち着いた際にちょうど良い平面を保てる量の脂肪が生着したとしても、ヒトはずっと同じお顔ではいられないので、5年後、10年後、お顔がどのように変わるかによって、生着した脂肪に過不足が生じる可能性があり、過量となった場合には、目の下表面に膨らみとして見えてきてしまう可能性がある上、そういった脂肪を脂肪溶解注射で簡単にしぼませることができない難点があるが、ヒアルロン酸であれば、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を溶かす注射によって簡単にリセットをかけることができるという長い目で見てのコントロールの良さがある
理由⑦ 脂肪採取部位もダウンタイムあり
脂肪注入において、眼窩脂肪を移植に使う場合以外は、脂肪を採取する場所として腹部や大腿部など別の部分も腫れ・内出血・傷などの経過を辿る部位ができる
などの理由からです。
もちろん、
ヒアルロン酸にも長所ばかりではありません。
- 皮膚が薄い方や、埋めるべき凹みが深い場合など、ヒアルロン酸によって、皮膚の色が透けるような色に変わって見えることがある。
- 血行障害や感染のリスクも否定できない(非常に稀ですが)。
- 長持ちモードに入るまで、何度か注入の回数を要する。
しかし、目の下のふくらみ取りの手術と同時にヒアルロン酸を入れた場合には、1~2回の注入で長持ちモードに入ることが殆どで5年経過してもまだ残っていることも多々あります。 - どんなに綺麗な平面に注入しても、普段の生活の中での眼輪筋の動き等によりヒアルロン酸の居場所に偏りが生じることがある。
といったことがありますが、
脂肪注入やハムラ法で起こり得ることと
比べた時には、
些細な問題であることが多いからです。
▼施術名▼料金▼施術の説明▼リスク▼施術後の注意点
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二重術(埋没法)クイックライナー法®- 両目・シングルループ 税込100,000円
- 両目・ダブルループ 税込160,000円
- 両目・トリプルループ 税込220,000円
※笑気ガス麻酔付き
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二重術(埋没法)クイックライナー法®局所麻酔をしてからまぶたの皮膚の下に糸を埋め込み、二重を作る手術です。
保障期間:1年間
保障内容:当初目的の二重幅とは異なる仕上がりになった場合の再手術、戻った場合、糸の除去、術後トラブルが生じた場合のアフターケア(麻酔代別途費用)
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二重術(埋没法)クイックライナー法®- 腫れ…二重の幅設定や皮膚の厚さ等により個人差があります。数日~1週間で概ね落ち着きますが、術後少なくとも1か月は経過をみてください。場合により、自然な感じになるのに、数か月かかることがあります。
- 内出血…まぶたに内出血(青あざ)が生じることがあります。通常は、そのまま様子みていただくと2週間程度で消失します。
- 角膜障害…稀に角膜に傷がつき、眼科的な治療、あるいは糸の除去を要することがあります。
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二重術(埋没法)クイックライナー法®- お化粧は当日から、アイメイクは翌日から可能です。ただし痛みがある場合は数日おいてからにしてください。
- 軽く洗顔、洗髪、シャワーは当日から可能です。入浴は3日後からでお願いします。飲酒は1週間後からでお願いします。
- 少なくとも施術当日は、車・バイク・自転車等の運転はお控えください。
- コンタクトレンズは翌日から可能です。装着してみて痛みやゴロゴロ感が強くなる場合は、数日お控えください。
- 炎症止めの目薬(オフサロン点眼液)を処方します。1日に2~3回点眼してください。痛み止めは原則として屯用として1回1~2錠、1日最大3錠を限度とし、空腹時に飲むことはなるべく避けてください。
- しばらく目にゴロゴロ感やつっぱり感がありますが、徐々になくなります。目やにが一時的に、多めに出ることがあります。心配な際は再診してください。
- 二重ラインの消失…二重のラインが弱まったり、消失したりすることがあります。
- 埋没糸による不具合…長期経過後に眼球がゴロゴロ感や痛みを生じたり、赤みや膿をもったしこりが生じたり、また非常に稀に糸の結び目が透見・露出したりすることがあります。その際は再診してください。
- その他分からない事や、異常を生じた場合はご連絡ください。