イソトレチノインを服用中の方がレーザー治療を受ける場合は、お肌の状態を慎重に確認したうえでの判断が必要です。
イソトレチノインには、皮膚のバリア機能を一時的に低下させる作用があるため、治療中は乾燥や炎症、治癒の遅れが起こりやすく、レーザー治療に対して過敏に反応する可能性があります。その結果、色素沈着や赤み、瘢痕(はんこん)などのリスクが高まることが報告されています。
そのため、お肌に強い赤みや皮むけなどの異常が見られる場合には、レーザー治療または
イソトレチノイン内服のいずれかを中止し、医師と相談のうえで治療方針を調整させていただくことになります。
レーザー施術をご希望の際は、現在の服薬状況を事前にお知らせいただき、診察時にお肌の状態を拝見したうえで、安全を第一にご案内いたします。